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京焼(清水焼)の名工六世「高橋道八(どうはち)」作の茶碗、茶道具です。桐の共箱入りです。
共箱蓋には、「菊之画 茶盌」、「六世 道八造」の箱書き、二ヶ所に朱文落款が。篆書体で、右側は横書きでこの並びで「八道」、左側は縦書きで「六世」、あるいは、四字「道八之印」でしょうか?判読出来ません。
また、茶盌の高台底には「道八」の刻印が見られます。
「高橋道八」は京焼の窯元の一つで陶芸家の名跡、作陶は江戸後期より、特に茶道具、煎茶器に多くの名品を輩出、現在は九世が継承。
六世「高橋道八」1881年( 明治14 )~ 1941年( 昭和16 )は四代目の次男で、1915年(大正4)に六代目を襲名。伝統の道八様式をよく守り、陶器、磁器を製作、特に染付けの煎茶器を多く造り最も得意とした。昭和3年には天皇陛下即位式に大花瓶を献上、などの解説が。
具体的な製作時期は分かりませんが、34歳で六代目襲名、44歳の作品なら経年100年、それを下回っても、共箱の汚れや変色から相応の経年の年代物です。茶盌の使用状況は分かりませんが汚れや傷はほとんど見られず、良好な状態の美品と言っていいと思います。なお、施釉部分には製作時に生じた貫入が見られます。
大きさ(㌢)重さはおよそ次の通りです。
【茶盌】
高さ6.5、口縁11.2~11.4、
高台1.0、高台径4.0/
重さ190㌘/
【供箱】
高さ10.4、一辺13.9/
重さ(茶盌含)403㌘/
京焼の名工六世「高橋道八」の茶碗です。年代物ですが、茶碗には汚れや損傷は殆ど見られず、良好な状態の美品です。茶道具としてお使いいただければ幸いです。
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